数理工学分野 経営数理工学研究室

研究キーワード:主研究

研究キーワード:関連研究

研究に関連するSDGsの目標

教授 五島 洋行

教授 五島 洋行

Hiroyuki GOTO

研究室の学び

電子地図やネットニュースなど、近年データ量が急速に増えている大量のデータの中から、有益な情報を取り出したり、それらの情報を圧縮・復元したりする方法を研究しています。研究を進めるには数学やプログラミングの知識が必要ですが、授業で基礎的なことだけを習っておしまいではなく、学んだ内容を活かして実用的なモノ(主にシステム)を設計し、実際に作れるスキルを持った人材を育成しています。

社会との接点

近年の情報システム技術の発展に伴い、コンピュータの性能や記憶媒体の容量は飛躍的に向上し、データも沢山保存できるようになりましたが、必ずしも質の良いデータ、扱いやすいデータばかりではありません。あるいは、データを記録・保存すること自体が目的となってしまい、活用する段階まで到達していないケースも沢山あります。

当研究室で行っている研究は、一見「無駄に集めすぎた」「細かく取りすぎた」と思えるような膨大なデータから、意味のある情報、有益な情報がどこにあるのか、その索引をつけたり、処理に時間がかかる、あるいは分量が多いデータの場合には、加工して元とはまったく別の形式で保存したりします。

研究成果の見た目は地味ですが、コンピュータを搭載した装置では、より低性能なCPU、少ない容量のHDDで済み、装置の小型化や低価格化に役立ちます。


少ないデータ量で精密な等高線を再現(鹿児島県屋久島の例)

主な研究テーマ

  • Web ニュースの検索支援
  • 道路ネットワークの構造評価
  • 地図標高データの高速な計算方法
  • 利益を最大化する商品の価格決定方法
  • プロジェクトのスケジューリング方法
  • 生産ラインの効率的なスケジューリング方法
© Hosei University
メニュー