基礎情報分野 計算機科学研究室

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研究に関連するSDGsの目標

教授 和田 幸一

教授 和田 幸一

Koichi WADA

研究室の学び

計算機やロボットなどの自律的に動作するものが相互作用をすることによって、全体として協調的な振る舞いをするシステムを分散並列システムといいます。クラウド、モバイル、ソーシャルシステムのような大規模計算ネットワーク、スパコンのような超並列計算機、センサーネットワーク、自律分散ロボット群などありとあらゆる分散並列システムの複雑さを解明し、安全で効率よく動作させるためにはどのようにすればよいかを研究しています。

社会との接点

計算機やロボットなどの自律的に動作するものがたくさん集まればどのようなものでも分散並列システムと呼ぶことができます。クラウドコンピューティング、モバイル・ユビキタス環境、ソーシャルシステムなどは身近なものになっていますが、これらのものをどのように安全に効率よく動作させるかは非常に重要な問題です。

計算機がいくら速くなっても、大規模な分散並列システムを効率よく動作させることはできず、そのシステムの複雑さの本質を見極めなければなりません。

本研究室で行っている研究は、分散並列システムの複雑さをアルゴリズム的な立場から解明するものであり、これからの分散並列システムを飛躍的に変化させる可能性を秘めています。

また、本研究室では、これらの研究をとおして、学生が社会に出て初めて出会うであろう「答えのない問題」に対し、自分の力でどのように取り組めば答えにたどり着けるかを経験させるべく、まずは自分で考えることを第一に教育を行っています。

主な研究テーマ

  • ビッグデータ処理の効率化
  • MapReduce による新しい計算法
  • GPGPU を利用した計算の効率化
  • 自律分散ロボット群による問題解決法
© Hosei University
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