建築構造分野 建築構造計画研究室

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教授 浜田 英明

教授 浜田 英明

Hideaki HAMADA

研究室の学び

建築は、使いやすく、安全・安心であり、さらに美しく人々に親しまれることが求められています。

その中で、建築構造分野は人々に安全・安心を与える部分を主に担っています。

私の研究室では、力学や数学、先人の知恵、コンピュータ技術など様々なものを駆使しながら、安全・安心であることはもちろん、経済性や省資源にも配慮された創造的な建築空間をかたち創る方法について研究しています。

社会との接点

日本は、言わずと知れた地震大国でありながら、台風の通り道でもあり、世界的な豪雪地帯も存在するというように過酷な自然現象に見舞われる国です。

また、可住面積が少ないため高層ビルが林立する世界的な人口過密国でもあり、同時に経済大国でもあります。

日本は自然災害等により大きなダメージを受けるリスクに晒されながら、そのダメージが世界へ及ぼす影響も大きいという本当に特殊な国です。

そのような国において、「構造」の重要性が高いことは間違いありません。

さらには、今までにないような新しい建築空間を創造する際には正しい「構造」の知識と技術は必要不可欠です。 研究室で学んだ構造に関する知識が、日本を、さらには世界をも強靭なものにし、人命と資産を守るだけではなく、人々によりよい空間を提供することにつながります。

そしてそのような物心両面で良質な建築は、安全・安心で持続可能な社会を築く礎になると私は信じています。

主な研究テーマ

  • 構造形態創生手法を用いた統合的な建築物の構造計画手法の提案
  • 環境性能と構造性能の両立された構造物を設計するための人工知能の応用について
  • 建築構造物の冗長性およびロバストネス評価手法の構築
  • 歴史的建造物の最適補強計画の提案
  • ねじれ円筒壁およびねじれ組柱の座屈特性
  • レシプロカル構造の構造特性および施工方法の最適化
  • 著名構造設計者の設計思想の調査と設計資料のアーカイブ
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