応用言語学分野 応用言語学研究室

研究キーワード:主研究

研究に関連するSDGsの目標

教授 小屋 多恵子

教授 小屋 多恵子

Taeko KOYA

研究室の学び

私の研究室では、ことばを研究テーマとして取り上げています。ことばには文字言語と音声言語があります。この言語の現象を人間の営みに関わる様々な分野(教育、心理、社会など)と関連付けて科学的に分析をし、解明に努めています。ことばの分析を通して、研究の道筋を体得し、最後まで自らの研究を遂行できるようにします。

社会との接点

当研究室で行っていることばの研究については、みなさんの身近に存在するものと深い関係があります。例えば辞書です。実際に多くの人が利用している辞書は、自然な言語データをバランスよく系統的に集積し、そこから意味や語法を特定したものを基に編纂されています。

これまでは人間の手でデータを集めていましたが、コンピュータの発達により、莫大なデータを客観的に解析することができるようになりました。さらに、時代と共に変わっていくことばの様相もわかりやすくなりました。

また、英語のリスニング教材にも研究結果を利用することができます。英語教材の音声は、レベルによって語彙や文法、音声速度など様々な要因に考慮したものでなくてはなりません。どのレベルの学習者にどのようなテキストを提示すれば効率的にリスニング力を高めることができるかは、音声分析や実験からデータを採取し、根拠のある編纂をすることが大事になります。

このように私たちの身近なものにも、研究の成果が結びついています。

主な研究テーマ

  • パラレルコーパス構築と日英対象研究
  • 理系雑誌や論文における語彙的特徴分析
  • 世界の名演説の音声分析
  • 英語聴解に与える要因分析
© Hosei University
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