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グローバル教育

各学部のカリキュラムに合わせたプログラム「学部独自の留学制度・海外研修制度」

11学部において、学部独自の留学制度であるスタディ・アブロード(SA)プログラムがカリキュラムに組み込まれています。また、学部のカリキュラムに合わせたさまざまな海外研修も行っています。


社会学部SAプログラムに参加して

英語4技能が総合的に高まり積極性や実践的な瞬発力も向上

是洞 真菜 さん

社会学部 メディア社会学科 4年
東京都私立淑徳巣鴨高等学校 出身
(2019年度時点)

高校の修学旅行でオーストラリアを訪れた際に、英語が話せず悔しい思いをしたことをきっかけに、大学では海外に留学しようと心に決め、留学制度が充実している法政大学に入学。2年次の秋学期に、カリフォルニア大学サンディエゴ校に留学し、英語漬けの日々を過ごしました。日本人学生との関わりを少しでも減らそうと、滞在先は寮も選べましたがホームステイを選択。現地の授業では、子どものしつけに関する日米比較にチャレンジしました。まずは、参考になる英語の論文や記事を読んで知識を蓄え、次にヒアリング形式でアメリカ人学生の意識調査を行いました。そして、調査内容をレポートにまとめるまでの一連のプロセスの中で、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの英語4技能をバランスよく高めることができました。帰国後はTOEFL I TP®がほぼ満点になり、数字として目に見える成果もありましたが、最大の収穫は、必ずしも完璧な英語である必要はないという気付きです。文法に縛られすぎず、身振り手振りも交え、単語が出てこなければ別の言葉で言い換える。例えば「洗濯機を使いたい」時に、洗濯機の英単語が出てこなくても、「服を洗いたい」と言えば伝わります。留学先では、こうした瞬発的な対応力も身に付きました。この先、英語が日常生活でも必須スキルになっていく中で、現地での経験は私に大きな自信を与えてくれました。


スポーツ健康学部スポーツ健康学海外演習に参加して

学びにスポーツに、たくさんの刺激を受けた2週間は自分が何を目指したいのかを改めて見つめ直すきっかけに

南澤 楓香さん

スポーツ健康学部 スポーツ健康学科 2年
北海道札幌月寒高等学校出身
(2019年度時点)

大学入学を機に北海道から上京して、それまでの自分が狭い世界しか知らなかったことを実感し、「さらに広い世界を見てみたい」と海外研修制度に挑戦。それまでは海外旅行にも行ったことがなかった私ですが、先生も同行してくれるため、安心して参加することができました。アメリカ、アイダホ州にあるボイシー州立大学での2週間は、さまざまな体験と気付きをもたらしてくれる貴重な日々となりました。午前中の英語の授業では、学生同士のコミュニケーションを重視した内容で、インプットだけでなくアウトプットすることの大切さを教わりました。午後はスポーツ健康学に関する実習の他に、課外授業としてスポーツの観戦や実際に体験する機会も。車いすバスケットボールやロッククライミングなど、普段気軽にはできないスポーツを体験できたことも良い思い出です。この研修を通じて、積極性や自主性がいかに大切かを再認識することができましたし、現地の学生の学びに対する真摯な姿を見て、「自分のやりたいことは何なのか」、改めて見つめ直すきっかけにもなりました。また、当初研修プログラムに含まれていなかったスポーツ研究所を訪問する機会もいただき、現地で活躍する日本人トレーナーから直接お話を聞けたことで、自分の世界がさらに広がりました。今後は英語をもっと勉強して、さらに長い期間の留学をしてみたいと思っていますし、興味が湧いてきたスポーツトレーナーの勉強にも力を入れようと思っています。


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